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導入事例
株式会社セレブリックス

営業未経験から営業のプロに。 有望な人材を逃さず採り切る「スタンス重視」の選考づくり営業未経験から営業のプロに。有望な人材を逃さず採り切る「スタンス重視」の選考づくり

株式会社セレブリックス インタビュー画像

企業のビジネスプロセスを変革・改革する「BPX事業」を掲げ、営業支援やマーケティング支援を幅広く展開する株式会社セレブリックス。同社の中途採用チームでは、採用の候補者のポテンシャルを見極め、魅力を伝える(アトラクトする)ための面接を推進するも、評価のブラックボックス化や属人的な情報の引き継ぎといった課題を抱えていました。

面接プラットフォーム『batonn(バトン)』の導入により、面接内容を「ファクト(事実)」として可視化。面接品質の抜本的な改善や歩留まりの向上だけでなく、面接担当者と採用チームの強固な連携を実現しています。『batonn』導入の背景と具体的な効果について、中途採用を牽引する田中幹大 氏と今村真理奈 氏にお話を伺いました。

株式会社セレブリックス
中途採用グループ マネージャー 田中幹大 様
中途採用グループ リーダー 今村真理奈 様

導入前の課題

01

面接のブラックボックス化

採用チームが採用面接の品質を詳細にチェックするモニタリングの必要性

02

候補者理解の深度

評価は面接担当者の記憶や主観に依存しがちで、候補者の熱量や人となりを十分に深掘りし、理解できているか?という疑念

03

面接担当者の育成

担当者自身の会社理解度、アトラクトの内容、質問の仕方などに対するフィードバックの精度の向上

導入成果

01

面接の可視化による ブラックボックスの解消面接の可視化による ブラックボックスの 解消

自動の録画・文字起こし・要約など面接そのままを共有できるようになり、期待以上のモニタリング環境を整備

02

スタンス重視の 面接を推進

面接担当者の主観にとらわれない、ファクトに基づく評価が可能に。スタンス面での候補者理解が深まり、内定率や内定承諾率が向上

03

的確なフィードバックの 実現

面接担当者の発言単位での振り返りが可能となり、より具体的で的確なフィードバックが可能に。面接担当者の意識の醸成とスキル向上に貢献

セレブリックスの面接シーン1

人の力とテクノロジーで、ビジネスプロセスを変革する「BPX」を推進

株式会社セレブリックスは、お客様のビジネスプロセスそのものを変革・改革する「BPX(ビジネス プロセス トランスフォーメーション)」事業を展開しています。祖業である営業代行・営業支援を中心に、オフラインマーケティングや販路開拓、さらには人材紹介サービスまで、さまざまな領域で支援を行っています。全社で1,200名以上の従業員を擁し、オンライン・オフラインを問わず柔軟な営業活動を推進しています。

同社の事業の根底にあるのは「人の力」への強い信頼です。田中氏は、テクノロジーと人間の融合について次のように話します。

「テクノロジーはもちろん使いますが、どこまでいってもやはり『人の力』にすごく可能性を感じています。AIが台頭し、『人の仕事が奪われる』といわれている昨今ですが、お客様の変化の機微に気付くといった部分は人にしかできないことです。テクノロジーと人の組み合わせ、そして我々の育成力や営業メソッドを掛け合わせて支援を行っています」

何者でもない人が営業のプロに──スタンス重視の採用

同社の主力事業である法人向け営業代行事業の中途採用では、年間に150名規模の採用を行っているのですが、スキル以上に「スタンス」を重視した選考を行っています。新入社員の半数以上は営業未経験であり、多種多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍しているのが特長です。

「経験は問いません。営業代行職の採用コンセプトとして『何者でもないからこそ、営業のプロ(ホンモノ)になる。』を掲げており、営業への熱量や、がむしゃらに頑張れる胆力、素直に業務を遂行できる素養を持つ方であれば広く歓迎しています。採用面接では、『なぜ営業をしたいのか』という思いをいかに自分の言葉で熱量高くアウトプットいただけるか、そういったスタンス面を重点的に見させていただいています」(今村氏)

同社の通常の採用プロセスは、書類選考の後、現場のプロジェクトリーダー・マネージャーによる1次面接を行います。次に、リクルーターが会社理解と意向上げのための面談(リクルーター面談)を行います。さらに事業部長やゼネラルマネージャーによる最終面接を経て、内定へと進みます。

面接のブラックボックス化と、 属人的な評価による選考の課題面接のブラックボックス化と、属人的な評価による選考の課題

同社では以前より「構造化面接」を導入し、欲しい素養というのをしっかりと言語化して、そこに沿った評価基準での採用面接を行ってきました。2025年より新たにスタンス重視採用の施策を走らせる中、面接担当者が候補者の素養を正しく見抜けているか、そして自社の魅力を十分にアトラクトできているかが極めて重要なポイントとなりました。そこで浮き彫りになった課題が、面接現場の「ブラックボックス化」でした。

「採用チームが意向上げのリクルーター面談を実施するにあたり、1次面接での実際のやり取りを確認するモニタリングが必要だと考えました。しかし、そこに着手する手段や工数に頭を悩ませ、なかなか手をつけられずにいました。結果、面接がブラックボックス化し、面接が終わった後に担当者の記憶を頼りに評価をするため、どうしても担当者の主観が混ざってしまうのです。また、次の面接に向けたテキストベースの申し送りでも、担当者によって書く内容にグラデーションがあり、候補者の温度感を正確にキャッチするのが難しい状況でした」(今村氏)

面接のブラックボックス化は、同社が重要視する「アトラクト」にも大きな影響を及ぼします。

「今は採用市場が非常に厳しく、特に営業職の採用はすごく難易度が上がっています。他社と競合する中で、ちゃんとセレブリックスの魅力を感じてもらう、最後に選んでもらう。そのためには1次面接の段階からアトラクトすることが大事です。選考プロセスの序盤のタイミングでちゃんとアトラクトができていないと、後でひっくり返すことってすごく難しいんですね。なので、アトラクトがちゃんとうまくいっているかをモニタリングできる環境を構築することが、我々の喫緊の課題でありました」(田中氏)

セレブリックスの面接シーン2

導入のしやすさと、工数削減に直結するAI要約機能が選定の決め手に

面接のブラックボックス化を解消し、アトラクトの質を担保するため、同社は『batonn』の導入を決定しました。選定の決め手となったのは、導入ハードルの低さと、実務に直結する機能性でした。

「まずは非常に始めやすかったのが率直な理由です。無料トライアル期間があり、現場で実感を持った上で上申できましたし、従量課金制(記事公開時点)のため面接数が変動する当社の運用にも合っていました」(田中氏)

さらに、日々の面接業務を圧迫しない効率的な機能も高く評価されました。

「面接の録画ができるといっても、それをすべて見返すのは非常に骨の折れる作業です。『batonn』はハイライト動画や要約の作成も行なってくれるので、見るべきポイントが明確です。これは、リクルーターの準備工数削減に大きくつながると感じました。また、候補者からのアンケートで面接の満足度が点数化されるため、点数が低い面接を優先的に見に行くといったモニタリングの優先順位も立てやすくなると思いました」(今村氏)

ファクトベースのフィードバックがもたらした面接品質の向上と歩留まりの改善

『batonn』の本格導入後、同社は1次面接や新たなスタンス重視採用の運用において劇的な効果を実感しています。最も大きな成果は、面接の「ボトルネック」がファクトとして可視化され、的確な改善アプローチが可能になった点です。

「これまで面接担当者からはフワッとした感覚的な情報しか得られなかったのですが、『batonn』の中身を見ると、『アトラクトの内容が浅い、面接担当者自身の会社理解度が不足している、誘導的な質問になっている』などのボトルネックが明確に見えたのです。そこで面接担当者に「動画の何分何秒」といったピンポイントで問題点を示し、具体的なフィードバックが出せるようになったことで、面接担当者の気づきを促し、リスク払拭にもつながっています」(今村氏)

こうした面接品質の向上は、内定率や内定承諾率の向上にも直結しています。

「昨期(2025年度)は母集団がけっこう集まったのですが、同時に面接における歩留まりが大きく改善されました。その理由を紐解いてみた時に、内定承諾者へのアンケートで『面接担当の〇〇さんの言葉にすごく感銘を受けました』といった回答が増えていることがわかりました。これも『batonn』でモニタリングし、研修でテコ入れをしたからこそ、しっかりとアトラクトが効き、見極めの微調整もできたことが結果的に内定率向上につながったという実感があります」(今村氏)

また、『batonn』の自動化された文字起こしや要約機能により、面接担当者の大幅な工数削減が実現しています。

「担当者が面接中に急いでタイピングする必要がなくなったので、候補者の表情を見ながら対話に集中できるようになったことが大きいと思います。それと、面接内容の文字起こしや要約を自動で行い、申し送りまで作成してくれるので、これまで時間がかかっていた作業がかなり短縮されたという意見を多くの面接担当者からいただいています」(田中氏)

「個の面接」から「チームの採用」へ。 連携強化と意識の醸成「個の面接」から「チームの採用」へ。連携強化と意識の醸成

『batonn』の活用は、採用チームと現場の面接担当者との関係性にもポジティブな変化をもたらしました。従来は属人的になりがちだった面接評価が、録画データの共有によりチーム全体での議論へと発展しています。

「『batonn』を活用するようになってから、面接担当者から『この面接の録画を見てほしい。通すかどうか迷っている…』というような相談が非常に増えました。逆に、自分で録画を振り返って『自分はここがいけてない』と自省してくれるなど、面接に対する意識の醸成ができています。人任せにせず、採用の意見を上げやすくなり、チームの連携が強まりました」(今村氏)

「ファクトベースであるからこそ、中途採用メンバーが自信を持って現場の面接担当者にフィードバックできるようになったことが、組織として非常に大きなメリットだと感じています。今後は、蓄積された面接のデータを採用の合否判定だけでなく、入社後のアサインや活躍支援に向けた全社的な「資産」として活用していくことも視野に置いています」(田中氏)

セレブリックスの面接シーン3

採用プロセスにおけるAI活用の促進と、候補者理解を深める選考体験の追求

今後、同社は『batonn』を軸としたAIの活用をさらに推し進め、採用業務全体のシームレスな統合を目指しています。

「録画もAIによる抽出も、すべて『batonn』の中で一括管理できる世界を構築したいと思っています。抽出ポイントだけでなく、評価項目の目的や概要など解像度の高いプロンプトを入力することで要約精度を上げるような仕組みを整えていきたいです。また、倫理観やプライバシー、リスク軽減などを踏まえたAI利用のルールを策定し、他のシステムと連携しながら、全ての面接において一貫した運用を促進していきます」(田中氏)

そして最後に、選考における「候補者体験」の重要性について今村氏は力強く語ります。

「我々がリクルーター面談として目指しているゴールは、候補者が理想としているキャリアとセレブリックスの理念がどう紐づくかを面談の中でしっかりと見極めることにあります。ただ、職務経歴書などの文字情報から読み取れる候補者の思いはごくわずかです。転職で条件面を重視しているように見えても、背景には『数年後にやりたい夢があるからお金が必要』といった本音があったりもします。『batonn』で事前の録画を見ることで、その方の志向性や具体的な背景まで深く理解した上で面談に臨むことができます。共通認識を持って対話することで、候補者の方にも『自分のことを知ろうとしてくれている』という安心感を持っていただけます。ポテンシャル重視の採用だからこそ、表面的な情報ではなく本質を掴むために、今後も『batonn』を活用して素晴らしい候補者体験(CX)を作っていきたいです」(今村氏)

株式会社セレブリックス ロゴ

株式会社セレブリックス

人の力でビジネスプロセスを変革し、お客様の『成長の立役者』となるサービスを提供しています。営業、販売、集客、採用をはじめとする領域で、大手メーカー(日用品・食品・精密機器 等)企業、大手通信キャリア企業、大手生命保険企業、大手IT企業、大手流通企業をはじめとする大手企業のみならず優良ベンチャー企業を含む約1,400社以上のご支援実績があります。お客様の現場の第一線に立ち、ともに悩み、ともに汗を流し、ダイレクトにお客様の課題解決と収益向上を支援しています。

コーポレート本部 人事統括ドメイン リクルーティング室 中途採用グループ マネージャー 田中幹大 様

慶應義塾大学卒業後、ToC向け受験コーチングサービスのサービスサイドを管掌し、CS、事業開発、採用、組織開発などを担当。株式会社セレブリックスへの転職後は、一貫して中途採用に従事。年間120名を超える採用目標に対し、採用計画や採用戦略立案、母集団形成、面接・面談、オペレーション改善など、一気通貫での採用活動に従事。

コーポレート本部 人事統括ドメイン リクルーティング室 中途採用グループ リーダー 今村真理奈 様

生命保険会社の営業職として従事した後、株式会社セレブリックスに転職。営業代行部門でインサイドセールスを経験した後、中途採用グループへ異動。選考中の求職者に対してリクルーターが専任の担当としてつき、一次面接通過後に不安や疑問の解消、セレブリックスの理解促進などを行う「リクルーター面談」を推進。